グラフで見る世界の空港の着陸料比較

CC BY_NC_SA Steve B Chamberlain

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日本の空港は世界の中でも着陸料が高いと言われています。
ではどのくらい高いのか?ということで世界の空港の着陸料を比較してみました。

着陸料は飛行機の最大離陸重量で変わってくるので、B747-400で統一してあります。
比較している空港は、
国内は羽田、関空、成田、中部国際
海外はJFK(USA)、シャルルドゴール(パリ、フランス)、香港(中国)、インチョン(ソウル、韓国)、チャンギ(シンガポール)、ロンドン(イギリス)
です。
各国の通貨レートによっても金額が変わってくるので、正確な金額ではなくだいたいの目安として考えてください。

IATA AIRPORT & AIR NAVIGATION CHERGES MANUAL (2008) ANA VISION 2010 3/4

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グラフを見ると、やはり世界の主要空港の中でも日本の空港の着陸料が高いことがわかります。
今回グラフにした空港だけで見ても、その金額は倍以上になっています。

これらの金額は1機あたりですので、これを乗客1人あたりに換算してみると、
羽田到着機B747-400の客席が300席だとしてそれが満席の場合は一人約3170円、
400席の場合は約2380円です。
この場合は満席ですので、これにその時の搭乗率を考慮した分が航空券に含まれる金額になります。

さて、最近は日本のハブとしての機能が仁川(ソウル)に奪われているということですので、
仁川との着陸料を比較してみると、300席の場合、
成田到着で一人2570円、仁川到着で一人770円。その差は1800円です。
仁川経由の場合はさらに国内でも一度着陸しなければならないので、日本の乗客にとっては合計の着陸料の差はそこまで大きくないのかもしれません。

しかし、日本の航空会社にとっては他国の航空会社よりは経費が大きくなり経営が難しくなります。また、他国の会社にとっては日本への就航を阻害しますので、海外への利便性が損なわれ航空運賃が割高になります。空港利用者が減りテナント収入が減り着陸料を上げざるをえなくなる。まさに現在の関空のようです。

逆に、着陸料が安いと採算がとりやすいので就航路線が増え、利便性がよくなって空港利用者が増えてテナント収入が増え、空港全体の収入が増えるのでさらに着陸料を安くすることができる。という好循環があるのかもしれません。机上の空論ですけどね。




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