日本の空港ランキング乗降客数2008年度最新版を日本地図に表しました。
各空港の乗降客数を、人数ごとに色を変えてヒートマップ風に表示してあります。
今回は旅客がある空港だけを地図にしているので、地図で見る日本の空港・飛行場一覧とは違って東京周辺は空白地帯になっています。
これは飛行機の特性上、近すぎる場所の間では運航しにくいというのがあると思います。
以前どこかで聞いたんですが、伊丹から関空まで機体を移動させると離陸から着陸までたった7分だそうです。
あ、それってリニアどうこうで7分で関空までってやつと同じですね。必要があるとは思えないんですが・・・
で、そんな空白地帯にできた静岡空港と、開港予定の茨木空港ですが、やはり羽田とつなぐことができないために苦戦しているようです。
九州や四国は島になっているので陸路が限定されており、また人口もそれなりにあるためか空港が比較的近くにあってもある程度の旅客数は確保できているようです。
逆に、東北は空港の密度がまばらで、100万人を切る空港もいくつかあります。これはおそらく新幹線が繋がっていることと、人口が少ないことが考えられますが、それ以上に空港がまばらなのは1県1空港とした場合に東北は1つの県が大きいからということも言えると思います。
なんとなくそういうことを考えていると、日本の空港は
1 東京から距離があって
2 人口が多く
3 陸路が不便
であれば需要があるということがわかります。
ちなみに、日本で最大の路線は東京~千歳で、これは世界で最大の路線にもなります。