グラフで見る日本の空港別収支 平成18年度

CC BY_NC_SA boxchain
CC BY_NC_SA boxchain

国土交通省が日本の空港別の収支を発表していますので、それをグラフにしました。
この収支は平成18年度決算のもので、国の管理する26空港についての収支の計算が行われています。

この収支は、一般の企業のものとはかなり異なります。
国が作る空港の収支ということで、税金の投入のされ方や地方自治体との関係などで大きく変わるため、単純にどこの空港がどれだけ赤字かということはあまり意味がないと思います。

計算の方法についても数種類の計算方法と結果が示されていますが、今回グラフ化したものの数値はニュースや新聞などのマスコミでよく取り上げられる数値のものを使っています。
この数値が出る計算方法は最も赤字の空港が多くなる計算方法で、黒字の空港は伊丹、新千歳、熊本、鹿児島だけとなります。
逆に、黒字の空港が多くなる計算方法を使うと黒字の空港は16空港となります。
赤字の多くなる計算方法で出た数値のみをマスコミが使用するのは、その計算方法がもっとも実態に即したものだからなのか、他に何かその数値を使いたい理由があるのかは説明がないのでわかりません。

日本の空港別の収支グラフ

日本の空港別の収支グラフ 平成18年度版
日本の空港別収支グラフ

日本の空港別の収支データ

日本の空港別の収支データです。
単位は百万円です。

収支 収支
羽田 -2018 高知 -757
伊丹 4336 北九州 -1527
新千歳 1678 長崎 -216
福岡 -6709 熊本 189
那覇 -5472 大分 -501
稚内 -955 宮崎 -544
釧路 -1819 鹿児島 207
函館 -1376 八尾 -531
仙台 -978 丘珠 -534
新潟 -2309 小松 -1110
広島 -453 美保 -654
高松 -501 徳島 -493
松山 -254 三沢 -175

血税空港 本日も遠く高く不便な空の便 (幻冬舎新書)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。