海外に行く前に!こうして私はスリの被害にあいました実例2+1件

CC by NC_ND_AC detbuzzsaw flickr

海外はどこであれほとんどの国では日本より治安がわるい場所が多いです。
いままで日本に住んでいてスリなんてあったことがありませんでした。
海外はスリが多いとは聞いていましたが「まさかね」くらいの気持ちでした。
自分が被害にあうまでは。しかも2日連続で。

では実際どういった状況で被害にあったのかの実例を、自分が被害にあった2件と一緒にいた友人が被害にあった1件紹介します。また、実感したからこそわかるスリとはどういうものか、対策方法はどういったものが効果的かを次の記事で紹介します。
 

1件目 観光地でのスリ集団

バルセロナ大聖堂

この写真どうでしょうか。大きくて立派な建物ですね。
そう、まさにこの写真のシャッターを切った瞬間にスリの被害にあいました。
場所はスペインのバルセロナ、バルセロナ大聖堂の前です。

シャッターを押した直後に友人に名前を叫ばれ、なんだ?と思ってカメラの液晶から友人のほうを向こうと思った瞬間、左から誰かにぶつかられ、それとほぼ同時にズボンの右後ろポケットから財布を抜きとられた感覚がありました。あ!と思ってポケットに手をやってみたもののそこには財布はなく、振り返ると4人のアラブ人が自分のサイフを持って立ち去るところでした。

盗られたとわかった瞬間のあの緊張感、闘争心、恐怖心のいりまじった心境はなんとも言えない気持ち悪いものです。いい写真を撮ろうとカメラに集中していたため、周りの状況にまったく気がついていなかったことに後悔しました。

あとから友人に聞いたのですが、犯人4人は集団でスリを行うプロのグループだったようで一人ひとり役割分担をしていたようです。
□1人目は直接サイフを抜き取る実行犯。
 被害者の後ろに立ち財布を狙います。
□2人目は左から被害者にぶつかる係。
 左からぶつかると同時に1人目が財布を盗ることで被害者の意識を左側に集中させ犯行をばれにくくします。
□3人目は犯行を隠す役。
 財布を盗る役のさらに右側に立ち、実行現場を周囲から見えにくくします。
□4人目は被害者の友人等の目を隠す係。
 このときは私は友人3人と行動していたのですが、全員この大聖堂の写真を撮ることに集中していました。そのうちの1人がたまたま私が怪しいアラブ人に取り囲まれていることに気がつきとっさに声をかけてくれたのですが、声をかける瞬間にこの4人目の犯人がそれに気がつき友人に体当たりをしてきたということです。

これだけよく訓練されたチームワークでの犯行だったのですが、財布に触れられた瞬間には私はそのことに気がついていました。ドラマや漫画ではスリのプロは相手にまったく気ずかれずに財布をスり、はっ!いつのまに!なんてことがよくあるのですが、実際被害にあってみるとばればれで、ある意味残念でもあります。それならわざわざチームでやらなくても半分強奪するようにさっと盗ってさっと逃げたほうが効率がいいのではないかと提案したくなります。

なんで財布を盗られたのにそんな楽観的なんだと言われるかもしれませんが、それは実は対策をしていたからなんです。対策の方法は次の記事にまとめます。
 

2件目 電車での単独犯

バルセロナの地下鉄

同じバルセロナ、スリの被害にあった次の日です。
このときは地下鉄のホームで電車を待っていました。

電車が来て乗り込もうと一歩電車に足を入れた瞬間、また昨日と同じあの感覚を感じました。右後ろのズボンのポケットになにかがささっと動く感触がありとっさにポケットに右手をまわしました。と同時に振り向くと東欧系の男性が右手に上着をかかえて立っており、こちらと目が合うと困惑したようになにかを言ってそのまま電車には乗らずに立ち去ってしまいました。

実はこのときは前日の反省のためポケットには何も入れていなかったのです。ですので何も盗られなかったのですがそれでもやはりかなり怖く感じました。同時になんで目標をちゃんと確認してから犯行に及ばないんだと説教したくなりました。

犯行は単独犯で、ドラマなんかで見る腕に自分のコートをかけて犯行を見えにくくするスタイルでした。残念ながらこちらも気がつかないほどうまいスリではなく、触れられた瞬間にわかってしまい、さらにはそこには何も入っていないというまぬけなものでした。
 

3件目 有名観光地でのリュック開け

ロンドンブリッジ

3件目は場所が変わってロンドンです。
ロンドンの中でも特に有名な観光名所、ロンドンブリッジのまさにあの橋をわたっている途中で友人が被害に遭いました。

このときは私が直接みていたわけではないのですが、ロンドンブリッジを歩いていると後ろから友人Aが走ってきて「逃げろ逃げろ」と言い後ろを気にしていました。とりあえず一緒に走りあとで事情を聞くと、友人Bがスリの被害に遭いかかっているのを友人Aが目撃して犯人に体当たりして阻止し、犯人の報復を恐れて逃げてきたということです。

友人Bはリュックを背負っており他の友人と話をしながら歩いていました。イギリス人風の犯人2人は友人Bの後ろからリュックのチャックを開け手をつっこんでいたということです。

友人AのおかげでBはスリの被害には遭わずにすみました。Aが犯人に体当たりするまでBはリュックに手を入れられていることにまったく気がついていなかったようです。
 

海外のスリは被害者泣かせ

実際に自分がスリの被害に遭ってみて感じたことは、スリはなんとも犯人に有利な犯罪だということです。
まず、1件目の例のようにちょっと怖そうな男の集団に自分の財布を手にされてしまったらたとえすぐ目の前に彼らがいてもまず取り返せないということです。あなたなら取り返せますか?スリが行われるということは当然近くに警察はいません。人も少なし言葉も通じません。犯人はもしかしたら武器を持っているかもしれないですしそこは海外、怪我をしたら病院は、警察への説明はと不安がいっぱいです。あきらめましょう。

また、スリが失敗した場合でもこの人がスリをやったという確証がありません。2件目の例でよくわかるのですが、私にはポケットに触れられたという感覚はあっても実際にその証拠があるわけでもなくもしかしたらただ単に体が触れてしまっただけかもしれません。混雑した場所ではよくあることです。ですので、防犯カメラに映ってでもいないとこの人はスリだと実証するのがかなりむつかしいのではないかと思います。

これらの理由から、3件のスリ犯は全員スリには失敗したものの警察には捕まっていません。おそらくいまもどこかでスリをやっているのでしょう。もう一度言いますが、犯人の手に持たれてしまったあなたの財布は目の前にあろうとあなたの元にはもどって来ないと思っておいてください。

ただ、場所によっては周りの人の協力を得られることもあるでしょう。
そのようなときに叫ぶ言葉は「pick pocket(ピックポケット)!」です。覚えておきましょう。
 

スリの被害を防ぐには

私がスリの被害に遭ってしまってからは、自分自身がスリをやる側の目で他人を見るようになりました。この人なら確実に盗れるなという人がいっぱいで暢気なもんだなと思ってしまいます。海外だけでなく日本でも被害に遭わないように、対策方法を書いてみましたので参考にしてみてください。
被害者が教える海外での効果的なスリや盗難対策の方法




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